走行距離と査定額の関係「走行距離が多い車を高く売るには?」

走行距離と査定額の関係「走行距離が多い車を高く売るには?」

 

日本自動車査定協会(JAAI)の査定基準によると、車の走行距離は「1年で1万キロ」がひとつの目安とされています。

 

つまり、例えば使用経過年数が5年なら、走行距離5万キロくらいが標準走行距離で、それを大きく上回る場合は減点され、それを大きく下回る場合には加点されるというわけです。

 

走行距離と査定額の関係とは?

 

JAAIの査定基準では、使用経過年数と走行距離によって「加減点率(%)」の目安が決められていて、「基本価格」に走行距離などによる「加減点」を考慮して「査定価格」が決まる仕組みになっています。

 

言葉で説明するとゴチャゴチャしますが、数式で考えると次のようになります。

 

  • 「査定価格」=「基本価格」+「加減点」
  • 「加減点」=「基本価格」×「加減点率」

 

基本価格というのは、適切なメンテナンスが行われていて、年式相応の品質が維持されている状態の価格のことです。例えば、使用経過年数が5年なら、5年間に一般的に想定される経年劣化を考慮して算定される価格ということです。

 

目安としては、使用経過年数1年ごとに30%ほど価値が下がると言われていて、例えば300万円で購入した車であれば、次のように考えることができます。

 

使用経過年数ごとの基本価格(目安)
購入価格 300万円
1年 300万円×0.7=210万円
2年 210万円×0.7=147万円
3年 147万円×0.7=102.9万円
4年 102.9万円×0.7=72.0万円
5年 72.0万円×0.7=50.4万円
6年 50.4万円×0.7=35.3万円
7年 35.3万円×0.7=24.7万円
8年 24.7万円×0.7=17.3万円
9年 17.3万円×0.7=12.1万円
10年 12.1万円×0.7=8.5万円

 

実際には、このように毎年30%と決まっているわけではないので、次のイラストのようなイメージで考えてもらうのがいいかもしれません。つまり、車検ごとに価値が下がっていくようなイメージです。

 

使用経過年数と査定額の関係

 

最初の3回くらいの車検までにほぼ価値がなくなり、それ以降は査定額がつかない(ゼロ査定)となるのが一般的といえるでしょう。

 

あとは、それぞれの車のコンディションしだいです。状態がいいとか、走行距離が標準よりもかなり少ないということであれば、いくらか加算されて、値段がついたりつかなかったりということになります。

 

走行距離が多い車を高く売るには?

 

となると、走行距離が多い車は高く売れないのかというと、必ずしもそうではありません。というのも、最近は、買取業者が買い取った中古車は、海外市場に輸出されるケースが増えているからです。

 

日本国内のマーケットでは、走行距離の多い車は人気がないですが、海外に輸出すれば「日本の中古車」というだけで人気だったりします。つまり、買い手がいるので、ちゃんと値段がつくということです。

 

ということなので、走行距離が多い車を売るのであれば、輸出目当てで買い取りしてくれる業者に売るのがいいでしょう。具体的には、一括査定を利用するなどして、なるべく多くの買取業者にアプローチしてみてください。

 

あなたの愛車を少しでも高く買ってくれる業者が、1社や2社は見つかるはずです。

 

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