【車を高く売る方法】ようするに…手順をざっくり教えてください!
車を高く売るのに、最近ではみなさん「一括査定サイト」を利用するのが一般的になっています。とはいえ、初めて利用する場合には、使い方がわからなかったり、不安になったりするものではないでしょうか?
そこで、このページでは、一括査定サイトの利用法について詳しく解説します。一括査定に登録するところから、契約してお金が入金されるまでの流れが、具体的に理解できるはずです。
車を高く売る手順<1>:見積もりを依頼する
それではさっそく、中古車一括査定に登録して、見積もりを依頼してみましょう。スマホでも、パソコンでも、どちらでも申し込めます。
※便利な一括査定はこちら(無料)
申込み方法はとっても簡単。「愛車の情報」と「あなたの情報」を入力して送信するだけです。走行距離などは大まかな数字で大丈夫なので、気軽に入力してみてください。
愛車の情報
- メーカー名(トヨタ、日産など)
- 車種名(プリウス、エルグランドなど)
- 年式(製造された年、車検証に書いてあります)
- 走行距離(だいたいの数字がわかればOKです)
あなたの情報
- お名前
- 電話番号(電話で出張査定の日時を打ち合わせます)
- 郵便番号
- 住所(出張査定に来てもらう住所)
- メールアドレス
まだ申し込まなくても大丈夫です。まずは、一括査定サイトがどんなものか理解するために、こちらの一括査定サイトを雰囲気だけざっと見ておいてください。
では、引き続き、申し込んだあとの流れについて説明していきます。
最大10社の買取業者に見積もり依頼&概算価格
必要事項を入力して送信すると、たとえば「ガリバー、ビッグモーター、カーセブン、アップル、タックス、オーエス、レッツの7社に見積もりを依頼しました。」といった案内が表示されます。
お住まいのエリアに存在する中古車買取業者の中から、最大10社に、自動的に見積もり依頼してもらえるわけです。自分で10社に連絡するのと比べると、かなり便利で助かりますよね。
そして、参考値として、概算価格(実際の中古車市場で取引されている金額から推定される相場価格)を教えてもらえます。
一括査定申込み直後に「概算」が表示されます
ただし、この時点で表示されている概算価格は、おおざっぱな目安と考えてください。実際に売る金額は、愛車の状態を、中古車買取業者の担当者(査定士)がチェックした後に決定されます。
ここで表示される概算価格は、たとえば「55~85万円」などと、大きな幅があるのが普通です。この数値の平均値が基準価格で、愛車のコンディションによって実際の買取額が上下すると考えていいでしょう。
ちなみに、査定額に大きく影響する項目としては、事故歴(修復歴)、ボディーの色、へこみ、歪み、傷、エンジンの状態など多岐にわたります。それらを総合的に判断されて、最終的な買取額が決定されます。
車を高く売る手順<2>:出張査定&見積もり比較
出張査定の日時を打ち合わせるための電話があります
中古車一括査定に申し込んでしばらくすると、それぞれの買取業者から順番に電話がかかってきます。その電話で、「あなたの愛車をチェックさせてほしい」という話と、そのための「スケジュール調整」の話があります。
あなたの都合のいい日時を伝えて、出張査定のスケジュールを決定してください。
できれば、出張査定前に洗車しておくとGood!
汚れが目立つ場合は洗車しておいたほうが無難です
出張査定のスケジュールが決まったら、査定を受ける前に、洗車しておくといいです。理由は、余計な「減点」をされないためです。
査定するのは人間なので、汚れが目立つと減点したくなるかもしれません。すると2~3万円くらい損するかもしれず、もったいないです。なので、時間に余裕があるなら、かるく水洗いだけでもやっておいてください。
ボディー(外装)を洗車するのはもちろんですが、車内(ダッシュボード、シートなど)も軽く掃除しておきましょう。エンジンルーム内も、目立つ汚れは拭き取っておくといいです。
出張査定&価格交渉
「査定士」の資格を持った営業マンが細かくチェックします
いよいよ出張査定当日。査定士さんがあなたの自宅(あるいは指定の場所)にやってきて、あなたの愛車のコンディションを細かくチェックしていきます。具体的なチェック項目は、次のようなものです。
- 車の基本情報(車検証の情報、走行距離など)
- 外装の評価(板金塗装の必要性など)
- 内装の評価(汚れ、ニオイ、痛み具合など)
- エンジン・足回り・電装品の評価
- タイヤ・アルミホイールの評価
- 車両本体の商品価値の評価
- 装備品の評価
査定のやり方には、自動車業界統一の基準があります。「一般財団法人 日本自動車査定協会」(通称JAAI)が定めている「中古自動車査定基準及び細則」というものです。
実際の査定の現場では、JAAIの「カーチェックシート」に記入していって、最終的な査定価格を割り出していきます。
JAAIの「カーチェックシート」
このように同じチェックシートを使って査定するわけですが、実際の査定価格は各社バラつくのがおもしろいところです。買取業者ごとに重点チェックポイントが違っていたり、査定士の個人的なクセが影響するのかもしれません。
さらに言うと、ライバル業者がつける査定価格を意識して、微調整(場合によっては大幅調整)することもあります。このあたりが、一括査定を利用する醍醐味と言えるでしょう。
各社の見積もり結果を比較
一番高いところに売るのがセオリーですが…
各社の見積もりが全部そろったら、最初のほうに来てくれた買取業者に、確認の電話をしてみるのをおすすめします。たとえば、A社、B社、C社、D社、E社の順番に査定してもらったのであれば、A社とかB社とかに電話してみるわけです。
そして、次のように話をしてみてください。
あなた「さきほどは、どうもありがとうございました。おかげさまで、全部の見積もりがそろいまして、最高で○○○万円までつけてもらいました。」
A社の査定士「○○○万円ですか・・・。うーん。わかりました。では、さらに5万円プラスして、△△△万円でいかがでしょうか?」
最後のひと粘りで数万円アップを狙いましょう!
これが「価格交渉」です。少しでも高く売るために、いろいろな材料を提示しながら、粘り強くコミュニケーションをとるのが成功の鍵です。
もちろん、「○○○万円は、うちは無理です。ギブアップです。」と言われるかもしれません。それでも、いちおう交渉してみる姿勢が大切です。
車を高く売る手順<3>:愛車の引き渡し&振り込み
見積もりが一番高かった買取業者と契約しましょう
ということで、価格交渉も終わって、最終的な見積もり額が確定したら、一番高い見積もりを提示してくれた買取業者と契約しましょう。
売買契約には、以下のものが必要です。(印鑑証明書以外は、すでに手元にあるはずです。印鑑証明書は、契約が決まってから用意すれば大丈夫です。)
- 車検証
- 自賠責保険証
- 実印
- 印鑑証明書
- リサイクル券
引っ越しして名義変更してない場合は、住民票が必要になります。名義変更手続きを買取業者に任せるなら、委任状を用意しましょう。ローンが残っている車を売るなら、ローンを処理するための書類が必要になります。
買取業者の担当者が「これとこれを、こうやって用意してください」と指示してくれるので、その指示に従ってください。
契約の際には、「お金をいつどのような方法で支払ってもらえるか」を必ず確認しましょう。通常は、2~3営業日以内に、銀行振込で支払われるケースが多いようです。
お金を受け取って車売却完了です!
そして、振込予定日になったら、実際に振り込まれたかどうかを、必ず確認してください。もし振り込まれていない場合には、必ず担当者に電話しましょう。大きな金額が動くので、確認を徹底してください。
お金が支払われたと確認できても、1~2週間くらいはそのまま銀行口座に置いておくほうが無難です。というのも、後から返金請求される可能性が、ゼロではないからです。
たとえば、事故車であるのを隠して(あるいは知らずに)契約したとしましょう。それが、後になって事故車だったと判明すると、「瑕疵(かし)」があったという理由で契約破棄(返金請求)となるわけです。
お金を使ってしまってから返金請求されると困ってしまうので、とりあえず1~2週間くらいは手を付けずにおきましょう。
車を高く売る手順の「まとめ」
手順通りにやれば、あなたも絶対高く売れます!
以上、車を高く売る方法について説明してきましたが、いかがでしたか?
あなたの愛車は、あなたの大切な資産です。くれぐれも安く買い叩かれることがないように、このページで説明してきた「車を高く売る必勝パターン」を試してみてください。
簡単に手順をまとめておきます。
- 中古車一括見積もりに申し込み → こちら
- 大雑把な見積もりがメールで届く
- 買取業者の担当者とスケジュール調整
- 出張査定を受けて正確な見積もりをもらう
- 見積もりがそろったら最終的な価格交渉
- 一番高い買取業者に売る
車を高く売るには「見積もり比較」をして、買取業者同士で「価格競争」してもらうのが一番効果的です。再現性のある確実な方法で、あなたの愛車も最高に高く売ってください。
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